因縁の対決、とうとう決着を付ける時がやってまいりました。
前回の交流試合を経てのグランプリ。
両選手のモチベーションを高めるべく、引っ張り材料に「脱ぎたて靴下」を提供。
場の空気が一気に高揚します!!
いざゴング!!
(実際この日は既に何ラウンドもの対決が行われていて、途中からの撮影のため、部屋の乱れについてはご容赦ください・・笑)
両者互角で組み合います。
マウリ選手、前回の屈辱を晴らせるか!?
あっと!ここで一気にエルフ選手優勢!
後はあごの力だけで余裕です!とのアピールなのか、お尻をついて挑発!?
マウリ選手、思わず手が出る!
試合規則により、手(前足)で靴下を押さえたり、ロープを掴むことは禁止されています。
減点か!?
減点するまでもなく、エルフ選手のKO勝利に終わりました。
エルフ選手、兄の威厳を気遣ってか、少し困ったような表情が印象的ですね~。
「え?もう終わりでしゅか?今のは準備体操のつもりでした・・」(エルフ選手)
「とうちゃ~~ん、オレまた負けたぁ・・・・。」(マウリ)
「よしよし、エルには父ちゃんでも勝てないよ。体重差もあるしなぁ。」(父)
父の声援を受け、MAURI選手、再度チャレンジです。
これまでの特訓により打たれ強さが増したマウリI選手。
連敗でも心が折れることなく、果敢に攻めます。
このあたりで男の意地を見せて欲しい!
おっと!なんとマウリ選手優勢です!
体が大きいだけに、エルフ選手スタミナ不足でしょうか。
なんとか体重を利用して防御していますが、じわじわと引きずられていきます。
ここでエルフ選手サイドのセコンド陣から「体勢を立て直して、下半身で踏ん張っていけ!」との指示が飛びます。
それを受け、早速足元を固めなおすエルフ選手。
もうあごの力だけでは通用しない様子です。
腰を落として、一気に引き寄せるエルフ選手!
こうなると、この2キロの体重差が効いてきますね~。
別角度からのカメラに切り替えます!
こらえるマウリ選手、そろそろ限界か!?
あ~~~っと!!
ついにエルフ選手、マウリ選手の息の根を止めにかかった!
一気に振り切り、試合終了!
またもやエルフ選手勝利!
最年少で、引っ張り選手権王者のベルトを手にしました~~!
また負けちゃった・・・と言葉もないマウリ選手に対し、マウリ選手の怒りの八つ当たり報復を恐れて視線を逸らすエルフ選手・・・。
勝ったのに健気です。
「おとうちゃ~ん♪あたち、勝ったんだってぇ♪兄ちゃんは相手にならないから、お父ちゃん引っ張って~~ん♪」(エルフ選手)
エルフ選手、次は海外デビュー戦目指して新たなる調整を続けるとのことです。
マウリ選手は、一時期は負けると逆ギレして唸りかかって無理やり強奪するという暴挙に出たこともありましたが、またスポーツマン精神で闘えるようになったことだけでも高評価です。
がんばれ男の子♪